5月30日(木)　午前10時30分より、福井市中央卸売市場内にて「清め塚祈願祭」が行われました。

今年も市場で働く全ての人々の健康と繁栄を祈願し、多くの市場関係者が集まりました。

清め塚は市場が開場した昭和49年から5周年を記念して建てられたもので、市場の艮（うしとら）の方角に位置しています。

この清め塚は市場の守り神として、毎年この時期に祈願祭が行われています。

普段はあまり目立たない場所にひっそりと佇んでいますが、市場関係者にとってはとても大切な存在です。

昨年はコロナ禍を無事乗り越え、清め塚のご利益のおかげで市場が繁栄し続けることができました。

今年も、伝統や儀式を通じて目に見えない力を大切にし、市場全体の繁栄を祈願しました。

福井市中央卸売市場は、科学や技術が進んだ現代においても、古くからの伝統や儀式を大切にすることで、市場全体の結束力を高めています。

今年も私たち福井中央魚市株式会社を含む市場全体が、ますます繁栄することを願い、日々の業務に励んでまいります。

皆様のご支援とご協力を賜りながら、これからも福井の食文化を支える一助となれるよう努力してまいります。