福井中央魚市は1974年（昭和49年）に創業し、現在では福井県唯一の中央卸売市場の水産物荷受会社として市民の台所を担っています。30数年前、私たちは全国に先駆けて2番セリを実施し、休日でも朝獲れ魚がその日の食卓にのぼる日常を福井に定着させました。そこにあったのは、「美味しい水産物を届けたい」という情熱です。この想いはそのまま企業理念となり、今でも私たちの事業の原動力になっています。
福井の皆様に食卓を彩る美味しさを届け、福井の新鮮な水産物を首都圏や海外へ発信する――。安心・安全な水産物の安定的な供給という使命を果たすために、私たちは目先の利益より信頼という価値を得ることを第一に、鮮度と美味しさに信念を持ってさまざまなマーケットを開拓してきました。近年では一次産業への進出や自社商品の開発、日本の魚食文化を世界に発信するなど、新しい展開にも積極的に挑んでいます。
創業50周年を迎え、私たちは100年企業に飛躍する新たな一歩を踏み出しました。美味しい魚を味わう喜びをお届けするために、従業員一同、既成概念にとらわれず果敢にチャレンジを続け、使命の実践に努めてまいります。
これからも福井中央魚市をよろしくお願い申し上げます。